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解答の時間不足を考える [受験勉強]

 司法書士試験は,時間との闘いの一面を有します。

 数日前,「本試験での時間不足が自分にとっての来年への課題だけれど,どうすればいいか」という相談を受けました。

 これまで,受験相談で圧倒的に多かったのが,このことでした。時間不足をどのように克服すればよいか,問題を解くのに時間がかかるということです。

 私は,本試験における時間不足の解消について,次のように考え,答えてきました。

 まず,前提ですが,司法書士試験で合格のために要求されるものが10だとすると,そのうち8まで学習し理解すればよい。10全部を学習し理解することは,ほとんど不可能であり,する必要もないのではないか。では,あとの2に含まれるものが出題されたときに,どうすればよいのか・・・・。それは,法律的勘で解答を出すこと,もちろん単なる勘ではなく法律的勘であって,いわゆる法律的ものの考え方により答えを導くこと。この法律的ものの考え方を8を勉強する中で身につけていきます。

 さて,8のうち6については,合格レベルの受験生が完全に(言葉どおり完全に)マスターしておくべき事柄に属する部分です。この部分は,言ってみれば,合格レベルの司法書士試験の受験生の常識部分であり,この部分の確保・強化が何よりも本試験における時間不足の解消になるはずです。

つまり,例えば,午前の部多肢択一試験2時間で35問,2時間を35問で割ると1問あたりの時間が出るわけですが,それは,約3分26秒。全問同じように3分26秒かけるわけにはいかないことはいうまでもありません。1分で解ける,もしくは解かなければならない問題,3分かかる問題,場合によっては,5,6分かかる問題もあります(30秒で解ける問題,確信をもってこれが正解だとして答えを出せるものも,人によって問題によってはあります)。短い時間で解ける問題をどれだけ多くすることができるか,これが本試験における時間不足解消のためのポイントではないでしょうか。午後の部においては,記述式がありますから,多肢択一については,1時間20分~30分かけることを基準にすると,1問に充てる時間がもっと少なくなりますから,短い時間で解ける問題をもっと多くしなければなりません。

 ゆっくり考えなければならない問題のための時間をつくるために,できるだけ,時間を節約できる問題を多くしなければならないのですが,それは,8のうち6に当たる部分,合格レベルの司法書士試験の受験生の常識部分,です。この部分を繰り返し繰り返し,完璧と言えるまで,確実に学習します。それに,8の残りのあと2の部分を積み上げます(答練,参考書,問題集等で)。

 時間を節約できる部分として不可欠なものとして,過去問があります(過去問の位置づけは,このような所だけにあるわけではありませんが)。過去問は,完璧に理解しておきます。もちろん,これがすべてでないことは,いうまでもありません。合格レベルの司法書士試験の受験生の常識部分というのは,過去問だけではありません(過去問がすべてであれば,基準点は限りなく満点に近くなってしまいます)。もちろん,過去問がその(司法書士試験の合格レベルの受験生の常識部分の)レベルを示しています。

結局,自分が時間不足となるのはどうしてか,他の人が時間があって合格点をとれるのはどうしてかを考えてみれば,以上がその答えになるのではないかと,私は,思います。

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