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馬上ならぬ車中の書 [枕頭の書]

 枕頭の書その1を書いて,眺めてみたら,その作家の本が出たらほとんどすぐに買って読むというものが入っていないのに気がつきました。5人ほど。浅田次郎,大沢在昌,佐伯泰英,恩田陸,重松清各氏の小説。ただし,最初の2人については出ればすべて買いますが,後の三者は,買わないものもあります。以下敬称略です。
 
 なぜ枕元にないか。ほとんどが車中で読む本だったからです。車中で一気に読んでしまう本。小説というのは,布団の中で読むと眠れなくなるというか,睡眠時間が減っていきますよね。だから,電車にほとんど乗らなくなった今では,布団の中で読むほかないのですが,上記のうち,特に前三者は,まちがいなく睡眠時間を考えながらということになります。

 このうち,今日は,佐伯泰英です。3シリーズ読んできました。「居眠り磐音 江戸双紙」,「交代寄合衆異聞」「密命」です。吉原シリーズは,本屋さんで横目で見ています。居眠り磐音がいつまでつづくのか,徳川家基が亡くなるまでつづくのでしょうね。歴史上のことなので阻止しようがないからどうするのだろうなどと思っています。居眠り磐音を読むと,自分は,人に優しくしているだろうかと反省してしまいます。でも,心がささくれ立っているときは,これを読むと治まる気がします。居眠り磐音江戸双紙読本も本棚にあります。本所深川は,この本がでる前によく歩きましたが,時間ができたら,この読本の地図を見ながら,歩きたいと思っています。

「交代寄合衆異聞」は,幕末なので,どのように展開していくか,これも楽しみです。ヒーローだけでなく,ヒロインもとても魅力的です。
「密命」は,途中で挫折してしまいました。


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