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商事売買 テスト [商法総則・商行為法]

 昨年・今年と商法総則・商行為法から出題されました。来年どうかはわかりませんが,もし,この傾向が続くのであれば,来年は,商法総則の可能性が高いとは思うのですが,商行為法ということになると,商行為総則というところでしょうが,今年と同じ路線ということになると,商事売買あるいは場屋営業主の責任のあたりかもしれません。

 それで,商事売買について,数回にわたって書いてきましたが,読むばかりでは頭に残らないかもしれないので,問題を作成してみました。解説はありませんが(前のブログをご覧ください,ただし,答を出してからです),正解は,twitterの方ででも。

 問題 商人間の売買に関する次のアからオまでの記述のうち,誤っているものの組合せは,後記1から5までのうちどれか。
ア 売買の性質又は当事者の意思表示により,特定の日時又は一定の期間内に履行をしなければ契約をした目的を達しない場合において,当事者の一方が履行をしないでその時期を経過したときは,相手方は,相当の期間を定めて催告をしなくても,直ちにその契約の解除をすることができる。
イ 買主は,その売買の目的物を受領したときは,遅滞なく,その物を検査しなければならない。
ウ 売買の目的物に瑕疵又は数量の不足があるときは,その事実を知ってから1年以内であれば,契約の解除又は代金減額もしくは損害賠償の請求をすることができる。
エ 隔地売買において,買主が,売買の目的物に瑕疵があること又はその数量に不足があることによって契約を解除したとき,買主は,原則として,売主の費用をもって売買の目的物を保管し,又は供託をしなければならない。
オ 隔地売買において売主から買主に引き渡した物品が注文した物品と異なる場合には,買主は,原則として,売主の費用をもって売買の目的物を保管し,又は供託をしなければならない。

1 ア ウ 2 ア オ 3 イ ウ 4 イ エ 5 エ オ

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