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平成22年度司法書士試験筆記試験終了 [平成22年度司法書士試験筆記試験]

平成22年度司法書士試験筆記試験終了

 平成22年度司法書士試験筆記試験が7月4日に行われ,1週間が経過しようとしています。試験終了後,受験した人達から試験終了のメールが届きましたが,多くが疲れ切ったという内容のものでした。精神的にも肉体的にも限界というメールもありました。

 すでに勉強を開始した人もいるでしょうし,しばらく休養中という人もいるでしょう。前者は,勉強を始めて間もない人(1年以内の人)はもちろんのことだろうと思いますが,そうでない人も結構います。今,これを読んでいる本職の方,自分はどうでしたか?

 ある人からは,本をみるのも嫌で,しばらく試験のことを考えない生活をしたいとのメールがあり,ある人からは,何もしないでいると落ち着かないので,勉強しますという電話がありました。

 当たり前のことを言うんじゃないよと言われそうですが,力を出せたという人もいれば,そうでない人もいるでしょう。後者が圧倒的であるのはもちろんで,自信のある人は,ほんの一握りですよね。これまで,私の教え子達で,自信があって,点が取れた,首尾は上々と連絡があり,実際に,合格して行った人は,思い出してみると,3人くらいしかいません(20数年の講師生活で)。まあ少ないけれど,そういう人もいるのはいるとも言えますが。

 ともあれ,もしも,先週の日曜日に力が出せなかったのであれば,どうしてか,その原因を探り,ノートしておくといいと思います。できるだけ早い時期に。1問1問検討し,平成23年度司法書士試験の合格のためにというサブタイトルのついた「平成22年度司法書士試験の記録」のノートをつくりませんか。正解か不正解か,自分はどれにつけたか,不正解であればどうしてこれにつけたか,知らなかったのか,かん違いしたのか(何かと間違ったか),勉強していないところだったのか,していたけどあやふやだったのか,ここまで手が回らなかった・・・等々等々。時間配分がうまく行かなかったのであれば,それも書いておきます。思いつくことをすべて。分析してみれば,自分の性格を含めて,弱点がある程度発見できるのではないでしょうか。それをもとに対策を立てましょう。

 それから,今年,5月6月頃になってあれもやっておけばよかった,これもやっておけばよかったと思いませんでしたか?時間があればするのに・・・と思いませんでしたか?それも書いておいて,できるだけ年内の早い時期にしておきましょう。

 「喉元過ぎれば熱さ忘れる」 悔しい思いをあれだけ去年したはずなのに・・・1年はあっという間に過ぎて行きます。悔しい思いを忘れてはなりません。

 私は,今,今年の本試験問題が手に入ったので,読んでいます。○×をつけて,答えを一応出すのですが,解くという感じではありません。長い間,解答速報のために解いてきましたが,今は,解くというより,読んでいるという感じです。そこで,時間があいたときに,できたらセレクトしてコメントしようかなとも思っています。今,商法(会社法,商法総則,商行為)の択一問題集を作っているところですから,商法からでも。